ヘルスケアウォッチ使用レポート(松本)

2016年7月31日
松本裕美子

1. ヘルスケアウォッチを選ぶ際のポイント

数多くのヘルスケアウォッチがあり決定には時間を要したが、よくよく機能の比較をしてみるとそれぞれ特徴があり、目的や得意な分野が異なっていることが分かった。
何を目的に使用するか、何を必須の機能とするかによって選択肢は絞られてくると思う。
私の場合、重視するポイントとして
 ①歩数や運動の管理ができる
 ②睡眠の質を図りたい
といった機能面で絞り込みをしたが、最終的には毎日仕事中もつけていられること、という点でデザインを重視しJowboneのUP3に決定した。

Jowbone UP3写真

【写真 :Jowbone-UP3】

(機能比較は添付「ヘルスケアウォッチ調査表」のとおり)

 
2. Jowbone UP3でできること

●歩数の管理
●心拍の計測(睡眠時、安静時 ※活動時のリアルタイム計測は不可)
●睡眠の質の計測(深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠が計測可能)
※レム睡眠まで計測できる製品は調べた限りでは他にないと思われる。
●食事、体重、運動の登録が可
●アラーム機能(浅い睡眠時に起こしてくれる機能あり)
●スマートコーチ(目標に対する進捗レポートや傾向を分析し、アドバイスをくれる)
●友だちと連携する機能あり
●アイドルアラート機能(設定した時間動かないとアラートし、運動を促す)
●期間や日にちごとのグラフによる分析機能

上記のデータはすべてスマホアプリ「UP」にBluetoothで同期し、アプリ内で確認することができる。デザインがスマートな分、本体には時計の機能や表示画面もなくスマホアプリがないと成立しない。

アプリ画面イメージ

【写真 :アプリ画面イメージ】

 
3. 使用することによるメリット

●意識的に歩くようになる。
 また、スマホの歩数計のように携帯を持っていなくても計測ができ便利。
●目標を設定することでアドバイスがもらえる。
 アドバイス機能はあまり重視していなかったが、見られているという感覚が
 生活リズムを改善しようというモチベーションになっており、意外と重要な機能。
●今まで知らなかった自分の睡眠状態や心拍の状態から、お酒を飲んだ日と
 飲まない日の睡眠の状態など、生活のどんなことが何に影響しているかが
 分かるようになる。
●アイドルアラートにより仕事中も定期的に動くようになる。

日常的な活動量や睡眠、食事などについて意識する上で、ヘルスケアウォッチの活用は非常に有効だと感じた。
自分の習慣や生活パターンの改善に役立つ。
ただし、UPは運動時の心拍や状態等の把握はできないため日常生活の改善をしたい人向きで、運動の質を測りたい、強化したいという人は別の製品の方がよいと思う。

 
4. 改善ポイント

●スマートコーチのメッセージの参照リンクがほぼ英語の記事であるため、
 英語がわからない人、高齢者などはアドバイス機能を使いきれない。
●ベルトがまれに外れる。
●運動時の計測もできるとなおよい。

 
5. 高齢者、視覚障害者の使用にあたって

●基本的に装着しておけば自動的にデータが溜まっていくため操作はシンプル。
 データを確認する際の操作としてはbluetoothの接続とアプリの起動のみで
 データを確認することができる。
 したがって、視覚障害者が使用する場合も、スマホの読み上げ機能を使用
 すれば簡単に操作、確認ができる。
●お友達との共有機能の本来の目的は切磋琢磨し競い合って運動したりすること
 だが、同機能を使用すれば、家族同士で状態を確認することも可能で、
 一人暮らしのお年寄りの安否確認なども可能と思われる。
●細かい説明書などはないが、操作自体は難しくなく、アプリの表示も直感的
 なので一度使えば問題なく使えると思う。
●視覚障害者の利用を前提とした場合、androidではスマホのユーザー補助機能に
 あるTalkBackを使用することで読み上げが可能。
 UPを起動すると基本的なデータのサマリーはタイムライン上に表示されるので
 問題なく読み上げが行われる。
 ただし、詳細画面のグラフなどは表現できない。
 例えば睡眠データにおいて、全体の睡眠時間、レム睡眠時間、浅い眠り時間、
 深い眠り時間はわかるが、何時から何時の間に深い睡眠、といったものは
 読み上げができない。
 
TalkBack自体の操作も初めてだったため、あくまでも初見での確認結果であり、完全に検証ができているわけではないことは付け加えておく。

以上

ヘルスケアウォッチ調査表
ヘルスケアウォッチ調査表

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