「草葉の陰」ってどこの事?
よく、人が亡くなった後に何かあると、「○○さんも、草葉の陰で喜んでいるだろう」とか、「草葉の陰で悲しんでるだろう」とかと言います。
この「草葉の陰(草の陰、とも言う)」と言う言葉、まるで死んだ人が「草葉の陰」にいるかのように使いますが、では、それはどこでしょう?
日本では、古来より死んだ人を土に埋めていました。
今は、埋葬したところに墓石を置いていますが、墓石を置かない時代もあったのです。
すると、当然埋葬した真上に、草が生えてきます。
草がたくさん生えると、その草の下が陰になります。
当然、死者はその下…つまり、「草葉の陰」の下に眠っているわけです。
ですので、「草葉の陰」と言うのは、お墓の事なのです。
現在は墓石を置きますが、しばらく放って置くと、あっという間に墓石の周りが草だらけ…。
その状態が、本来の意味での「草葉の陰」となるわけです。
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