「円」は英語で何故「yen」?
日本語がそのまま英語になったという単語は、意外と多いです。
例えば「相撲」や「寿司」などは代表的な例です。
こう言ったものがそのまま英語になるときは、たいていはローマ字表記です。
「相撲」は英語で「sumo」、「寿司」は英語で「susi」です(本当は斜体にするのが正しい表記)。
しかし、「yen」と言う英単語があります。
これは、日本語の「円」がそのまま英語になったものです。
「円」とはご存知日本のお金の単位。
それがそのまま英語になったのにも関わらず、何故か「en」ではなく「yen」です。これはいったい何故でしょうか?
形がいいから。 と言うわけではありません。
実は、「円」とは中国読みをすると「イェン」となるのです。
そして、日本にこの漢字が入って来た当時、「円」は平仮名で「ゑん」と表記されました。
この「ゑ」は、「わ行」の「え」。つまり、「わいうえを」の「え」です(ちなみに「い」は「ゐ」)。
わ行はわ行なのですが、ローマ字表記にすると、何故か「y行」となり、「yen」と表記されるのです。
これがそのまま英語になったのです。
今は「ゑ」も「え」も「エ」と発音していますが、昔は2つの発音は微妙に異なりました。
そのため、「円」も「えん」ではなく「ゑん」と読んでいたのですが、いつのまにか「えん」と読むようになりました。
しかし、英語では「yen」の状態で残ったのです。
これが、「円」を「yen」と書く理由です。
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