人前で上がってしまうのは何故?
なにかを発表するときや、面接のような場面で上がってしまい、思うように発言できなかったと言う経験は、誰にでもあることでしょう。
人前でとちったり、赤面したり、声や手足が震えたりといった状態は、極度の緊張から来る上がりの症状で、一種の「対人恐怖症」とも言えます。
さて、この上がりと言うのは、なぜ起こるのでしょうか? この正体は一体なんなのでしょうか?
一般に上がりやすい性格の人は、努力家でマジメ、潔癖で完全主義的傾向の強い人と言われています。
そのため、公の場に出ると「自分が失敗するはずがない」「と言うか人前で失敗したくない」と言う「動機づけ」が強くなってきます。
動機づけが強ければ強いほど、結果はよい物をもたらすと言われてはいますが、反面、強すぎるとかえって失敗しやすくなってしまいます。
同時に、上がりやすい人は、自尊心(プライド)、自意識過剰(「他人から見られている」と言う思いが多い)な面を持っている事が多いようです。
「見られている」「評価されている」との意識が過剰に働いてしまい、赤面したり、とちったりしてしまうのです。
人は他人と関わるときに、多かれ少なかれ自分を意識します。
自分が相手にとってどのような人物に見えるのかに、関心を持つわけです。
そのとき、そのことを無意識のうちに心構える…それが「自意識の高まり」です。
この自意識が高まると、同時に「羞恥感(しゅうちかん/はずかしい感じ)」が生まれてきます。
羞恥感の内容は様々ですが、「他人から注目され、評価される場面」から生まれる羞恥感は、「上がる・恥ずかしい・かたくなる・照れる」などといった緊張感や恥じらいの感情が中心となっています。
つまり、上がると言う現象は、「他人から注目を浴びていて、絶対に失敗できない!」と言う心理から来ているわけなのです。
ちなみに、上がらない方法を一つ。
上がるのは自意識過剰が原因ですから、これを下げてやればいいのです。
つまり、早い話がリラックス。「誰でも上がることはある」「失敗したって良いじゃないか」と自然に考えることです。
そして上がったり赤面しても、その場から逃げ出さないこと。上がりながらも自分を表現することを心がけるべきなのです。
「周りの人間はあなたが思っているほど、あなたを見てはいない」
このことを常に肝に銘じておく事が大事なのです。
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