イヤよイヤよも好きのうち」は何故?
「イヤよイヤよも好きのうち」と言われます。
好きなのに「嫌い」などと言うのが典型的な例で、心と行動がかけ離れているのがわかるかと思います。
人間の心理は実に不思議で複雑で、何故そんな行動を取ってしまうのか、当の本人ですらわかりません。
このようなことを、心理学では「反動形成」と呼んでいます。
反動形成は、一種の「自己防衛」の手段とされています。
人は無意識のうちに、本来の要求や本性、本音と言った者を自分自身で知っています。
ただ、それが人間の醜い部分であったりすると、表に出すのをためらってしまうのです。
「これを言ったら嫌われるかもしれない」
そう考えてしまうと、自分へのマイナス評価が出る前に、本能的に自分をかばうようになるのです。
「自分を傷つけたくない」と同時に「相手も傷つけたくない」「相手に好かれたい」といった心理が絡み合って、こうした反動形成に出てしまうのです。
例えば、「会いたいのに『会いたくない』と言う行為」。これで説明しましょう。
「毎日会いたい」と言って「シツコイ女だ」と思われ、嫌われてしまうのを防ぐために「もう会うのはやめましょう」と言ってしまうのです。
また、好きな女の子をいじめて泣かせてしまう、あるいは気になる相手に向かって、わざと気の無いフリをしてしまう…などというのも、反動形成の一種なのです。
ただ、本当に嫌いだから正直にイヤだと言っていることもあります。
男性に取って、その区別が非常に難しく、悩むところなのです…。
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