おしゃべりな人を黙らせる裏技!
どこにでも、「おしゃべりな人」と言うのはいて、こちらの話など全く聞かず、延々と喋り続けます。
何か意見を言いたくても、その人のペースに引き込まれて、こちらの意見がほとんど言えない…。
しかし、こんな「おしゃべりな人」を黙らせる、心理学的な裏技が存在します。
それが、「相手の話に一切の反応をしない」と言う事。
つまり、「うなずいたり、あいづちを打ったりしない」と言う事です。
1964年、マタラッツォと言う人が、ある役所の採用試験で、20人の志願者に対し、こんな実験を行いました。
この試験では、45分間の面接がありましたが、面接担当者は、
最初の15分間は、ごく普通の態度で志願者の話を聞く
次の15分間は、しきりにうなずきながら話を聞く
最後の15分間は、うなずくのを全くやめる
と言う応対方法をとったのです。
こうして、それぞれの時間帯、志願者が1つの発言を何秒ぐらい続けたかを調べました。
その結果、意識的にうなずく回数を増やすと、志願者の発言の持続時間は、5割から、多い人は7割も増加し、40秒から1分間近く話し続けていました。
反対に、全くうなずくかないでいると、明らかな時間減少が確認できました。
つまり、多くうなずけば、相手は多く話し、全くうなずかなければ、相手は少ししか話さないのです。
相手の言葉に対しうなずく事は、「相手に、さらに話し続けるよう要求するサイン」として解釈されています。
と言う事は、相手からたくさん話を聞きたい場合は、自分の反応の数を増やし、
逆に相手を黙らせたい時は、反応を一切止める。
これを意識的に行えば、さりげなく、会話の主導権を握る事まで出来てしまいます。
もっとも、本当におしゃべりで、相手の反応なんか気にしない人に、どこまで通用するかは、実際やってみないとわかりませんが。
なお、別の研究によれば、「頻繁にあいづちを打ったり、うなずいたりする人は、それをしない人より好かれる」とも言われています。
つまり、相手に好かれたければ、頻繁に相手の話に反応するとよいのですが、
相手があまりのおしゃべりで、うんざりしていたとしても、あからさまに無反応になると、嫌われる可能性があるのです。
もちろん、逆に言えば、嫌われたければ黙っていればいい、と言う事でもありますが…。
うまく使いこなして、是非とも相手の気持ちと会話をコントロールしてみてください。
戻る