パーマの仕組み
髪に長期間ウェーブをつける事(又はその方法)を、パーマネント・ウェーブ、通称「パーマ」と言います。
パーマでつけた髪のウェーブは長持ちしますが、一体どのような仕組みで長持ちさせているのでしょうか?
パーマをかける際には、2種類の液を用います。
まず、髪をカールに巻いた時(持続させたい髪型にした時)、アルカリ性の第1液をかけます。
髪はタンパク質で出来ており、タンパク質はアルカリ性の物質に溶ける性質があります。
正確に言うと、髪の主成分はケラチンと言うタンパク質。
そしてケラチンは、シスチンと呼ばれる物が網の目状に結合して出来ています(この結合を、ジスフィルド結合、またはジスルフィド結合と言います)。
しかし、アルカリ性の物質は、この結合を切る性質があるのです。
つまり、ここで一旦、髪はズタズタになるわけです。
そして次に、第2液をかけます。
この第2液は酸性。
酸性とアルカリ性は混ざるとお互いを打ち消しあい、中性になります。
すると、1度切れたケラチンが、再び結合するのです。
ただし、今度はカールで曲がった状態で、結合するため、その状態で髪が固定されるのです。
これが、パーマの仕組みです。
ちなみに、今回紹介したパーマ方法(コールド・パーマと呼ばれる)が考案されたのは、1936年の事。
イギリスの化学者、スピークスマンが考案しました。
現在は常温で薬品でパーマがかけられたのに対し、それまでは、加熱によってパーマをかけていました。
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