俗に言う「法律の抜け穴」は何故できるのか?
よくドラマなどで、「法律」の盲点をついたあくどいことをやっている奴が登場します。
俗に「法律の抜け穴」と呼ばれているところをついてくるわけですが、この「法律の抜け穴」、何故できてしまうのでしょうか?
法律を考えついた人が、その「抜け穴」に気付かなかった、と言うこともありますが、大きな原因は別にあります。
法律を作ること(これを「立法」と言います)ができるのは、国会だけです(そのため国会を「立法機関」といいます)。
そして、法律を作ることができるのは国会だけですが、法律案(法案)を出すだけなら、内閣でもできます(ここらへんは詳しく説明しようとすると若干長くなるのでここでは省きます)。
さて、国会か内閣のどちらかから出された「法案」は、国会でそれを世に出していいかどうか、議論されます。
多数決その他で決めるわけですが、いきなり全員一致、と言うことはまずありえません。
しかし、法案者(法案を出した人)はどうしてもその法律を世に出したいわけです。
そこで、法案者は100歩譲って、反対する人が納得するように、法案を微妙に変更するのです。
大抵、この変更で、法律は緩和されます。
例えば、元々の法案は「体罰は絶対ダメ」と言う物だったのに、反対する人がいたために「どうしても必要な場合は体罰OK」にする、と言う感じです(本当にこんな議論があったかどうかは不明です)。
この緩和された部分が、俗に言う「法律の抜け穴」となってしまうわけです。
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