「こどもの日」の本当の意味
知っての通り、5月5日は端午の節句、「こどもの日」です。
当たり前といえば当たり前ですが、この「こどもの日」は法律で定められた国民の祝日です。
そして、国民の祝日には実は細かい意味が込められています。
さて、ではこの「こどもの日」は、どんな意味かと言いますと、結構意外な意味だったりします。
「こどもの日」と言う言葉から受ける印象では、子どもが幸福に、健康に育つことを祈る日のような気がしますが…。
確かに、そういう意味も込められてはいるのですが、「国民の祝日に関する法律」の第二条にはこう書かれています。
「(前略)こどもの日 五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。(後略)」
つまり、こどもの日はただ単に子どもの健康を祈るだけでなく、子どもを尊重して、かつ子どもは母に感謝をしなければならないのです。
と言ってももちろん、感謝しなかったからといって何か罰則が科せられることは無いと思いますが…。
ちなみに、「国民の祝日」の定義は、同法律の第一条にあります。第一条には、
「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを『国民の祝日』と名づける。」
つまり、国民の祝日は本来、日本をいい国にするためにみんなで何かを祝って、何かに感謝し、何かを記念する日だ、と言うわけです。
なお、5月4日も「国民の祝日」ですが、これは同法律の第三条第三項に基づき設けられた「特別な祝日」。
第三条第三項には、「その前日及び翌日が『国民の祝日』である日(中略)は、休日とする。」とあります。
5月4日は、「その前日及び翌日が『国民の祝日』である日」なのです。
5月4日の前日(5月3日)は、憲法記念日と言う「国民の祝日」。
5月4日の翌日(5月5日)は、こどもの日と言う「国民の祝日」。
つまり、「国民の祝日と国民の祝日が1日置きにあると、『休んで、働いて、休んで』と逆に面倒だから、いっその事3日連続で休みにしちまおう」と言うもの。
これによって、5月4日は休みとなったのです。
ちなみに、ピンと来た人もいるかも知れませんが、もしも5月1日が国民の祝日になった場合、
4月29日から5月5日までの1週間、全部休みになります(4月29日はみどりの日)。
国民は国民の祝日のたびに、5月1日に天皇がお生まれになることを祈った方が、良いかも知れません(?)。
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