空気を盗むと…?
空気を盗むとどうなってしまうのでしょうか?
もちろん、そこいらにある空気を盗んだところで、何の罪にもなりません。
第一、窃盗の立証が出来ませんしね。
しかし、場合にとって、窃盗罪が適用されてしまうことがあります。
例えば、次のような場合がそうです。
アパートの隣部屋にクーラーがついていたとします。
自分の部屋はクーラーが無く、うだるような暑さ…。
そこで、こっそりと隣家との壁に穴を開け、こっそり冷気を貰いました…。
こういう時、隣家の訴えがあれば、有罪になり兼ねません。
これは、過去に、
「本罪の目的となりうる財物であるか否かは、可動性および管理可能性の有無を標準として決すべきである」
と言う判例があったためです。
噛み砕くと、「動かせて、管理できる物を盗ったら、窃盗罪にする」と言う意味。
空気は思いっきり動かせますし、窓やドアを閉めたり、換気扇を回したり、冷暖房をつけるなどして、管理をする事も可能。
そのため、空気は「財物」と見なされ、盗んだ場合は、窃盗罪になってしまうのです。
もちろん、これはストーブの温風を盗んでも同じ事です。
刑法第235条(窃盗)「他人の財物を摂取した者は、窃盗の罪とし、十年以下の懲役に処する」
この「財物」に、「空気も含まれますよ」と、こう言うわけです。
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