アインシュタインがノーベル賞をもらった理由とは?
アルベルト・アインシュタイン(アルバート・アインシュタイン、とも)は、ユダヤ人の有名な理論物理学者です。
彼は生涯でいくつか功績を残しましたが、そのうちの1つが、有名な「相対性理論(相対論)」と言うものです。
1905年に「特殊相対性理論」を、そして1915年に「一般相対性理論」を発表しました。
また、彼は1921年、ノーベル物理学賞を受賞しています。
アインシュタインの残した功績で一番有名なものが「相対論」であり、ノーベル賞を受賞したのが相対論発表直後であるため、
よく「アインシュタインは相対論の功績で、ノーベル賞を受賞した」と勘違いされますが、実は違います。
アインシュタインが受賞したのは、相対論とは全く関係の無い、「光量子仮説」と言う物です。
光量子仮説とは、一言で言うと「光とは粒と波の性質を持った物である」と言う説です。
1887年まで、いくつかの実験結果から「光は波である」と考えられていました。
ところが1887年、ドイツの物理学者ヘルツが「光電効果」と言う現象を発見。
光電効果は「光が波である」とすると説明できず、「光が粒である」とすると楽に説明できました。
そこで、「光は波なのか、粒なのか!?」と言う議論が沸き起こったのです。
この議論を解決したのがアインシュタインが1905年に発表した「光量子仮説」。
先ほど述べたように、「光とは粒と波の性質を持った物である」と言う説です。
で、アインシュタインは光量子仮説によってノーベル物理学賞を受賞したのですが、
この話には、(真偽は定かではありませんが)ちょっとした裏話があります。
相対性理論は、当時の物理学の常識を大きく覆した理論でした。
そのため、ノーベル賞選考委員は、本当は「相対性理論の発見」でノーベル物理学賞を彼に与えたかったのですが…
実は、当時の科学技術では、相対論が本当に正しいのかどうか、検証する事ができなかったのです。
また、その内容が非常に難解で、ノーベル賞選考委員たちに理解することもできませんでした。
権威あるノーベル賞を、そんな曖昧な物に与えるわけには行きません。
しかし、どうしてもノーベル賞を与えたい選考委員たちは、アインシュタインの他の功績をムリヤリ探し始めました。
そして発見したのが、特殊相対論と同年に発表された、光量子仮説。
「こりゃ良いや」とばかりに、ノーベル賞選考委員たちはこれに飛びつき、見事アインシュタインにノーベル物理学賞を与える事ができたのです。
ちなみに、相対論が本当に正しいかどうかは現在も検証が続けられています。
ただ、今(2006年)のところ、相対論を否定する材料は、何一つ出てきておりませんので、ご安心を。
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