石じゃない「化石」もある!
「化石」と言うと、真っ先に連想するのが「恐竜の化石」。他にも、アンモナイトや三葉虫の化石や、「生きた化石」などと言う言葉も思い出せます。
これらの化石は、「生きた化石」はともかく、全てほとんど骨だけ。地中に埋もれ、石化してしまっています。
しかし、実は、「石じゃない化石」もあるのです。
それは1799年、シベリアの凍土の中から発見されました。
発見されたのは、およそ4万年前のマンモス。
凍土…つまり、氷の大地の中に埋もれていたため、その死体は新鮮そのもの。
氷を溶かすと赤い血が流れ始め、残っていた肉に犬がかぶりついたほどです。
毛や皮膚も、ほとんど腐ることなく、ほぼ完全な形で残っていました。
さらに、そのマンモスを解剖すると、胃の中にはマンモスが食べた物まで残っていたのです。
このように、どう考えても「石」ではないにも関わらず、これは立派な「化石」なのです。
何故なら、「化石」とは、地質時代に生息していた生物や、その生物たちの生活の痕跡の事を言うからです。
「地質時代」と言うのは、「地球誕生から人類の歴史開始」までの時代の事。
つまり、地球誕生からほぼ現在までの時代の事を「地質時代」と呼んでいると考えて、間違いありません。
そして、この4万年前のマンモスも、「地質時代に生息していた生物」に含まれるため、
シベリアの凍土から発見されたこのマンモスも、立派な「化石」と呼べる、と言うわけなのです。
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