「これは『金閣寺』ではありません」
修学旅行の定番、京都。見所の1つに、「金閣寺」があります。実際に行った方も多いでしょう。
「金閣寺」と言えばもちろん、金ぴかの2階建てで、屋根の上には鳥(鳳凰)の像が飾られている、あの建物です。
ところで(今現在もあるかどうかわかりませんが)、「金閣寺」の前に「これは『金閣寺』ではありません」と言う看板が立っているのをご存知でしょうか。
そして、そこに書かれている通り、あの金ぴかの建物は、実は「金閣寺」ではないのです。
では、「金閣寺」は、いったいどこにあるのでしょう…?
それでは試しに、「金閣寺」に行ってみましょう。
「金閣寺」は、京都府北区にあります(普段、一般的に「金閣寺」と呼んでいる金ぴかの建物も、ここにあります)。
金ぴかの建物を見るために、金ぴかの建物がある敷地に入っていきましょう。
「総門」と呼ばれる、秋には美しい紅葉に彩られる門をくぐり抜けます。
すると、そこはもう「金閣寺」です。
どういうことか? こう言う事です。
一般的に「金閣寺」と呼ばれている金ぴかの建物は、正式には「金閣」と呼びます。
あの金ぴかの建物は、お寺ではなく、「舎利殿(しゃりでん)」と言う建物なのです。
そして、その「金閣」は、「金閣寺」の中にあるのです。
「金閣寺」とは、「金閣」を含め、目の前の池や、不動堂、巌下水(がんかすい)、竜門滝などがある、あの敷地全体の事を言うのです。
先ほど、「金閣は舎利殿だ」と書きました。舎利殿とは、舎利(お釈迦様の遺骨)を安置する建物の事です。
金閣や、その他のお堂や鳥居などが全て合わさり、初めて寺院としての効果を持つ範囲の事を「金閣寺」と呼ぶのです。
ちなみに、「金閣寺」と言うのは正式名称ではありません。
正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」と言うのですが、金閣が余りに有名なため、「金閣寺」と呼ばれるようになりました。
参考文献;相国寺・金閣寺・銀閣寺【http://www.shokoku-ji.or.jp/index.html】
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