ニンニクはあの臭いが効くと思ったら大間違い
ニンニクを食べると精がつくと言うのは、世界的によく知られた話です。
インドでは釈迦が僧にニンニクを食べることを禁じていましたし(勢い余って何かしでかすといけないので)、
逆にエジプトでは、奴隷にニンニクを食べさせて体力消耗を防ぎ、余計に働かせようとしていました。
では、この精がつく科学的成分はなんなのでしょう?
1893年、ドイツの学者がニンニクの悪臭成分からアリウムと言うイオウの化合物を発見。
そして、「これが有効成分だ」と発表しました。
これが、「ニンニクはあの臭いが効く」と思い込まれる原因となったのですが…。
実は、これが大間違い。
1936年に、日本の小湊(こみなと)博士が、ニンニクの有効成分はスコルジニンという物質だと言うことを発見しました。
しかも、これは無臭の物質。
スコルジニンは、体内に入った栄養物を完全に燃焼させてエネルギーにする作用を持っています。
つまり、食べた物を無駄なく消費する作用があるのです。
そのため、体組織を若返らせ、新陳代謝を盛んにするので、強壮、疲労回復、食欲増進と言った、いわゆる「元気な状態」にしたり、解毒作用を現したりするのです。
また、善玉コレステロールを増やすことにより血液をサラサラにして血圧を下げる、などの効果もあります。
未だに戦前の常識を信じて、臭いを消さずに食べている人もいますが、熱を十分加えて、臭みを取り除いても効き目は全く変わりませんのでご安心を。
ただし、ニンニクのあの臭いの中にも、アリシンと言う抗菌作用を持つ成分が発見されています。
これは、チフス菌やコレラ菌、寄生虫や原虫、結核菌やライ菌(ハンセン病の原因菌)などに作用することがわかっています。
ただし、だからと言ってニンニクを食べ過ぎると、体中に酸素を運ぶ赤血球を壊して貧血になったり、胃腸などに潰瘍を起こすこともあります。
また、その抗菌作用により腸内の有用菌を減らす恐れもあります。
1日1〜2片程度が適量。食べ過ぎないように。
参考文献;日本医療栄養センター【http://jmnc.primuss.com/】
健康食品プラザ【http://www.nava21.ne.jp/~uesugi/ken/index.htm】
情報まんたん!! コミュニティー【http://www.anzu.or.jp/commu/index.shtml】
@あたみ【http://atamix.hp.infoseek.co.jp/】

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