リンカーンの演説は、当時注目されなかった
「人民の、人民による、人民のための政治」
これは、1863年11月に、南北戦争の激戦地、ゲディスバーグに戦没者を葬る国立墓地ができ、その聖別式で当時の大統領、リンカーンが行った演説の最後の一言です。
この言葉は名文句として歴史に残ることになりますが、実は当日、聴衆はリンカーンの演説に大して注目しませんでした。
聖別式では、上院議員のエドワード・エヴァレットが2時間にわたって大演説しました。
リンカーンはその後で演説したのですが、それは低い声で、呟くかのようで、聴衆にはリンカーンの演説が聞き取れませんでした。
それに、リンカーンの演説は3分足らずの短いもの。演説が終わったあと、聴衆の中にはほとんど反応がありませんでした。
この演説がすばらしい演説と評価されるようになったのは、しばらく経ってからのことです。
戻る