春分・秋分の日も、昼夜の長さは同じではない!?
3月21日ごろは「春分の日」、9月23日ごろは「秋分の日」があります。
この日は、太陽が真東から昇り、真西に沈み、昼と夜の長さが同じになります。
理屈の上では、これはゆるぎない事実なのですが…。
実は、春分・秋分の日でも、昼夜の長さには差があり、毎年昼の方が若干長くなっているのです。
「昼夜同じ」と言う理屈をひっくり返してしまうのが、「定義」と言う名のヘ理屈。
「日の出」「日の入り」の定義が、この理屈を覆してしまうのです。
「日の出」とは、「太陽が、ほんの少しでも地平線から顔を出した瞬間」の事を言います。
そして、「日の入り」とは、「太陽が、完全に見えなくなった瞬間」の事をいいます。
そのため、太陽の長さ分だけ、昼の方が長くなってしまうのです。
また、空気には、光を屈折させてしまう性質があります。
ですので、実際には太陽が地平線の下にあるにも関わらず、地平線のところに太陽がある「ように見えてしまう」のです。
つまり、目で見る「日の出」は、計算上の「日の出」より早く、「日の入り」は遅くなるのです。
このようなズレも存在するため、昼と夜の長さに差が生まれてしまうのです。
例えば、1983年の秋分の日(東京)では、日の出から日の入りまで12時間9分。つまり、昼の方が18分長かったのです。
ただ、「太陽の中心が地平線から出た瞬間」を日の出、「沈んだ瞬間」を日の入りとし、空気の屈折を考えなければ、
春分・秋分の日、昼と夜の長さは理論上同じになりますので、ご安心を。
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