アイロンでどうしてしわが伸びるのか?
洗濯した後、服にアイロンをかけます。
するとしわが伸びるわけですが、考えてみるとなかなか不思議。
いったいどういうわけでしわが伸びるのでしょうか?
これにはまず、しわの原因を知らなくてはいけません。
しわの原因は、実は分子単位の問題。
服の繊維の分子は、結合が強いところと弱いところがあります。
当然弱いところは折れ曲がりやすく、そこがしわとなるのです。
アイロンでは、まず、その弱い部分の結合を熱と水で一旦緩めます(スチームの場合。スチームが無ければ、熱だけ)。
そして、その緩んだ状態で上から圧力をかけ、分子を平らに並べます。
最後に、分子が自分でくっ付くのです。
アイロンは、この一連の作業を、ほとんど一瞬のうちに行っているのです。
アイロンは熱だけしかないように思えますが、アイロンによってはスチームが出たり、人によってはアイロンがけをする前に霧吹きで服を湿らせます。
これらは、分子の結合を緩める働きがあるわけです。
水と熱、そして力の3つを駆使し、分子を真っ直ぐにするのです。
ちなみに、クリーニング屋によっては、この効果をもろに引き出すため、アイロンからものすごいスチームが出たり、
洗濯した後、あまり乾かさないでそのままアイロン掛けしたりするところもあるとの事です。
戻る