馬力とは、どの馬を基準としているのか?
「馬力」と言う単位があります。
鉄腕アトムが10万馬力と言うのは有名な話です。
さてこの「馬力」と言う単位。
「馬の力」と言うぐらいですから、馬を基準にしているみたいですが、馬と言っても種類はまちまち。
いったい、どれが基準となっているのでしょうか?
実は、この「馬力」。名前こそ「馬の力」ですが、これは馬とはなんら関係はありません。
この「馬力」とは、「工業上用いられる仕事率の単位」で、これの定義は国によってまちまちなのです。
「仕事率」とは、「一定時間でどのぐらいの量の仕事が出来るか?」を数字で表したもの。
日本の場合、0.7355kW(キロワット)=1馬力となっています(0.7355kWとは、735.5Wのこと)。
735.5W(=1馬力)とは、73.55kgのものを、1秒間に1メートル動かす力の事です。
では何故「馬の力」と言うのかと言うと、実はこれ、英語の「ホースパワー【horsepower】」を直訳したもので、馬とは直接関係ないのです。
ただ、イギリスで使われている馬力は、1馬力=746W。これは、馬一頭の力に由来しています。
では、イギリスの馬力は、どの馬を基準にしたのでしょうか。
これについてはよくわかっていないようですが、最初に馬力を使った(考案した)のは、あの有名なワット。
彼は、標準的な馬1頭のする仕事率を基準に馬力を作ったとされています。
ちなみに、現在計量法で認められているのが、毎秒75kgm(キログラムメートル)(0.7355kW)の「仏馬力」と呼ばれるものです。
kgmとは、日本にはない単位。フランスの単位で、エネルギーやトルクの重力単位を表す記号です。
トルクとは、早い話が能率のことですが、こちらが理解できないので説明できません。すみません。
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