ボウリングの球が突然曲がるのは何故か?
プロが投げるボウリングの球を目で追うと、球は一度レーンの端っこへ向かいます。
レーンの端っこへ向かい、そのまま落ちてしまうかな…と思うと、ピンの直前で突然の方向転換。
そして、ピンを倒してしまいます。
この世には「慣性の法則」と言う法則があり、空気も重力も何も無ければ、投げた物は真っ直ぐと一定の速度で飛び続けます。
物を転がした場合にも、真っ直ぐと一定の速度で転がり続けます。
実際には空気抵抗や地面との摩擦がありそのうち止まってしまいますが、基本的に途中で突然急カーブを描く事はありません。
では、何故ボウリングの球は、突然急カーブを描くのでしょうか?
その理由は、ボウリングのレーンにあります。
実はボウリングのレーンは一様ではなく、手前と奥で"滑りやすさ"が異なります。
手前の方がツルツルしていて滑りやすく、奥に行くと摩擦が大きくなって滑りにくくなるのです。
ここに、例えば左回転するボールを右側に向かって投げたとします。
初めは左回転しつつ、右側に進んでいきます。床が滑るため真っ直ぐ進んでしまうのです。
しかしピンの直前、突然摩擦が大きくなり左向きに方向転換します。これはボールが左回転しているためです。
そして見事ストライクをとってしまうのです。
戻る