二酸化炭素の中で燃える物質
物が燃えるために必要なのは、燃える物、熱、そして酸素です。
このどれか一つでも欠けると、物は燃えません。
しかし、世の中には例外がつき物。実は、酸素ではなく二酸化炭素の中に突っ込んでも、燃える物質があるのです。
それは何かと言うと、マグネシウム。
では、二酸化炭素の中で、何故燃えるのか?
二酸化炭素とは、2つの酸素原子と1つの炭素原子から出来ています。
つまり、酸素と炭素から出来ています。
実は、マグネシウムは熱せられた状態で二酸化炭素の中に入ると、この二酸化炭素から酸素を奪い取って燃えてしまうのです。
要するに、炭素と結びついている酸素を使って、燃えるのです。
ですので、化学的には酸素と化合している(燃えている)のですが、見た目には二酸化炭素の中で燃えているように見えるのです。
二酸化炭素内の酸素と炭素の結合力はとても強いので、ほとんどの物質ではこの結合を断ち切ってまで酸素と化合する事は出来ないのですが、
マグネシウムは、炭素よりも酸素と結合する力が強いので、二酸化炭素の中の酸素を奪い取る事が出来るのです。
ちなみに、これを中学2年で習う化学反応式という物で表すと、
CO + 2Mg → C + 2MgO
となります。
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