ハワイは日本に近付きつつ、消滅する!
「ハワイは年々日本に近付いている!」「ハワイは日本付近に来ると消滅する!」
さて、今回はこの2つの雑学をご紹介。
まず、前者から説明しましょう。
地球の表面と言うのは、ゴムボールのように、一枚の皮で出来ているわけではありません。
サッカーボールのように、何枚もの「プレート」と呼ばれる岩盤が敷き詰められて、出来ているのです。
そしてそのプレートは、日々、少しずつ動いています。
プレートは、地球の内部にあるマグマが海底に出てきて、冷えた物。
そのプレートが出来る場所は決まっていて、そこから新しいプレートがどんどん作られていきます(ここを、「海嶺(かいれい)」と言います)。
ハワイは、このうちの「太平洋プレート」と言うプレートに乗っかっています。
そして、この太平洋プレートは、南極の方から徐々に日本へと向かって進んで来ているのです。
その速度は、年間数cm。
ハワイ諸島と日本との距離は、5000km〜7000km。
一番近い島でも、日本にやって来るのは5億年も先です。
しかし、ここで2番目の雑学。
ハワイは、日本付近へ来ると、消滅して無くなってしまうのです。
一体、何が起こるのかと言いますと…。
ハワイと言うのは、火山なのです。
普通、火山と言うのは海嶺にあるものなのですが、たまに、プレート内部に火山があることもあるのです。
このような場所を「ホットスポット」と言い、下からどんどん新しいマグマが昇ってきます。
すると、海底が持ち上げられ、そこに新たな火山島が生まれるのです。
ハワイの正体は、この火山島なのです。
しかし、元々海底から持ち上げられただけのただの岩。
海の波を被り、海流に底部をさらしているうちに、徐々に欠けていきます。
小さい頃、砂場の砂で山を作った事がある人は、多いでしょう。
その砂山に水をぶっ掛ければ、当然水に流され崩れ落ちてしまいます。
ハワイは、まさにこの砂山。
砂の代わりに岩ではあれど、大自然の前には砂も岩も関係ありません。
海水によって、ハワイ諸島はどんどん削られ、崩され、ついには消滅してしまうのです。
これを、「浸食(しんしょく)」と言い、ハワイが日本に来るときには、岩はおろか、砂粒1つ残っていない、と言うわけです。
もっとも、原型をとどめたまま日本に来ても、気候が変わっているので、現在のようなトロピカル・ビーチを楽しむ事は出来ませんが。
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