あんなに重い飛行機が何故飛ぶ?
おそらく、これは科学の疑問の定番と言っていいでしょう。
全重量何トンもある鉄の固まりがなぜあんなに軽々(?)と空を飛ぶのか?
江戸時代末期に黒船がやってきた時、人々は「なぜ鉄の固まりが海に浮くのか!?」と不思議がっていたのですから、それが空を飛んだら、失神してしまうでしょう。
さて、前置きはこの辺にしておいて、本題。
飛行機はつばさがあります。
これが無ければ、当然飛行機は飛べません。
つばさに正面から空気があたると、当然空気は上下に分離されます。
飛行機のつばさは、下面が平らで、上面が丸みをおびていて、さらに上下に分かれた空気は同時につばさの後ろに到達します。
そのため、上に行った空気の速度が速くなります。
空気には、速く動くほど周囲に及ぼす圧力(空気圧)がどんどん低くなる、と言う性質があります(これを、ベルヌーイの定理と言います)。
物は高気圧(高い気圧)から低気圧(低い気圧)の方へを移動しようとする現象があります。
ということはつまり、つばさの上部の方が気圧が低くなることにより、つばさは上へ上へと行こうとします。
もちろん、飛行機本体も。こうやって上へ向かって飛んでいくのです。
…と、言うのが一般的に説明されますが、実は6行前の「上下に分かれた空気は同時につばさの後ろに到達する」と言うのは、間違っているとも言われています。
上面の空気は、下面の空気と同時に後ろには到達せず、従ってベルヌーイの定理も適用できない…。
仮に到達するとしても、では何故同時なのか、と言うと答えられない。
飛行機の飛ぶ理由は、目下論争中だそうです。
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