蛇口の内側のギザギザは何のためにある?
水道の蛇口の中を覗くと、ギザギザの金具がはめ込まれています。
家庭用のものだとそれが見えないものもありますが、学校の水道などはもろに見えます。
この金具は何のためにあるのでしょうか? まさか、こんなところに飾り、と言うわけではありません。
この金具は「整流板」と言い、その字の如く、「流れを整える板(?)」です。
では詳しく説明しましょう。
全ての物体には「慣性」と言うものがあります。
これは、「物体が外力の作用を受けない限り同じ運動状態を続けようとする性質」の事。
噛み砕くと、「誰かが手を貸さないと、物は動く事も止まる事も出来ない」と言う事です。
この慣性は水にもあります。
さて、水は蛇口に来るまでに、曲がりくねった水道管を通ってやってきます。
そのため、蛇口から出てきてもその曲がりくねった慣性が残っているのです。
この整流板は、その慣性を消すためのものなのです。
この整流板がなければ、蛇口から出てきた水はテンデンバラバラな方向へ飛び出て不規則にうねり、とてもじゃないけどコップに水など注げません。
目立たない存在ですが、ものすごい大活躍をしているのです。
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