寒い日に息を吐くと、何故白くなる?
冬に息を吐くと、息が白くなります。
誰でも知っている事ですが、そう言う事ほどナゾが多いもの。一体何故吐く息が白くなるのでしょうか?
それは、吐いた息の中身に関係があります。
「息」と言えば、当然空気です。
空気と言うと、酸素、窒素、二酸化炭素ぐらいしか入っていないように思えますが、実は他にも色々入っています。
そして、そのうちの1つ。「水蒸気」が、この白い息の正体なのです。
寒い日に息を吐くと、息の中の水蒸気が冷やされて水になり、あの白い煙のようになって現れるのです。
そう、あの白いものは水蒸気が液化した、ただの水なのです。
ちなみに、お湯を沸かしたときに見られる湯気も、これと全く同じ原理で現れるのです。
ただ、お湯を沸かした場合は、お湯の温度が何十度もある為、暑い真夏でも湯気が出るのです。
理論上は気温が自分の体温より低い場合に息が白くなります
(その割には、気温が15度ぐらいでは息が白くならない。見えないだけなのか、それともなにか別な要因が有るのかは不明)。
なお、白い息は途中で消えてしまいますが、これはこうして説明できます。
空気には「飽和水蒸気量」と言う物があります。
これは、「空気が取り込める最大の水蒸気の量」と言う意味です。
空気中の水蒸気の量が、飽和水蒸気量に近くなると、水は徐々に蒸発しにくくなります。
しかし、実際そこら辺の空気が飽和水蒸気量ギリギリまで水蒸気を溜め込むことは、滅多にありません。
そして、白い息の正体の水は、ものすごく細かいため、温めなくても、すぐに蒸発してしまうのです。
そのため、白い息を吐いても、すぐに見えなくなってしまうのです。
ちなみに、この白い息は、南極では現れないそうです。
水蒸気が水になるためには、低い温度の他に、ホコリなど、「核」になる物が必要なのです。
しかし、南極は空気が澄んでいるため、この「核」が存在せず、場所によっては、いくら息を吐いても白くならないんだそうです。
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