お札の「すかし」の作り方
「偽札(正確には『偽造券』)」と言う言葉は、ご存知でしょう。お札(紙幣)の偽物です。
この「偽札」であるか否かの一番簡単な方法は、そのお札に「すかし」が入っているかどうか、です。
今更説明する必要は無いと思いますが、お札を光にかざすと、何も無かったところに肖像画が浮かんできます。
アレは、コピー機やプリンターなどでは絶対に出す事が出来ないため、ほとんど全ての偽札は、すかしがありません。
では、そもそもお札を発行している日本銀行では、どのようにしてすかしを入れているのでしょうか?
これは、お札のすかしの部分を、指でなぞってもらうと、簡単にわかります(ただ、新札じゃないとわかりにくいかもしれません)。
すかしの部分には、ほんのわずかですが、凹凸があります。
実は、すかしの部分は、紙の厚みに差があるのです。
そこを光にかざすと、薄い部分は光を良く通すので明るく、厚い部分は光を通しにくいので、暗くなり、
その明暗の差が、白黒の違いとして見えるのです。
その厚みの差のつけ方は、詳しくは国家機密ですが、あれらは紙の製造段階で既につけられている物。
つまり、普通の紙にインクをつけるだけのコピー機やプリンターでは、絶対にすかしは入れられないのです。
また、すかしは反対側から光を当てない限り見えない(見えにくい)ですが、
コピー機は一方から光を当て、その反射光を元にインクを吹き付けています。
つまり、コピー機には、すかしを見ることが出来ません。
そうした理由からも、コピー機ですかしを作る事は、絶対に出来ない、と断言できるのです。
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