アイススケートは、何故滑るのか?
冬のスポーツの1つに、「スケート」があります。
氷の上を、金属板のついた靴で滑るこのスポーツですが、何故滑るのか、考えた事はありますか?
「氷があるからに決まってるじゃん」と言う気がしますが、実は氷だけだと、あのようには滑らないのです。
では、何故滑るのでしょう?
その理由は…と言いたいところですが、実はこれ、現在(2005年)の科学では、未だに解明できていないナゾなのです。
そもそも、氷だけだと何故滑らないのでしょうか?
氷の表面と言うのは、小さなデコボコが無数にあり、摩擦がとても大きくなっています。
「氷は滑る」と言う印象があるのは、氷の表面が常に濡れているため。
小さなデコボコがあるところに水がつくと、水が表面のデコボコを覆います。
すると、見た目上、デコボコがなくなるので、摩擦が小さくなり、滑りやすくなるのです。
スケートリンクの氷は、見ての通り、表面はほとんど濡れていません。
そのため、本来は滑らないはずなのですが、スケートの歯が当たると、氷がその部分だけ溶けるのです。
氷が溶ければ水になります。そのため、歯と氷の間に水が入り込み、先ほどの理由で、滑りやすくなるのです。
そして、スケートの歯が移動すると、一度溶けた氷も、またすぐに凍ってしまいます。
現代科学で解明されていないのは、この「氷が溶ける理由」です。
「温度が高くなったわけでもないのに、何故歯が当たっただけで、氷が溶けてしまうのか?」
この理由が、未だに解明できていないのです。
現在有力とされているのは、「圧力融解説(圧力を加えると融ける)」と「摩擦融解説(摩擦熱で融けている)」の2つ。
しかし、この両者ともに解決されていない疑問点があり、真実がどちらなのか、あるいは全く別な物なのかは、まだまだわからない状況なのです。
ちなみに、同様の理由で、スキーが滑る理由も、実はよくわかっていないのです。
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