地球はどうして丸いのか?
わたし達が住む青い惑星、地球。
この地球は、ご存知の通り、丸いです(正確には、若干楕円形に近い形をしていますが、一般常識としては球体をしています)。
では、ここで素朴な疑問。何故、地球は丸いのでしょうか?
この疑問に答えを出すためには、地球がどうやって出来たかを知る必要があります。
地球は、現在から約46億年前に出来たと言われています。
そして46億年前、地球の材料となったのは、宇宙空間に漂う大量のチリです。
チリと言っても、ゴミのような物ではなく、一つ一つが直径数キロから数十キロもあるような、巨大な岩石たちです。
これらが既に出来上がっている太陽(原始太陽)の周りをグルグルと回りながら、激突し合います。
すると、ぶつかった衝撃で岩石同士がピッタリとくっ付いてしまいます。
次々と岩石がくっついていくと、次第にもっと大きな塊になります。
突然ですが、この世には「万有引力の法則」と言う法則があります。
これは、「全ての物体間には普遍的に作用する引力があり、その大きさは二つの物体の質量の積に比例し、距離の二乗に反比例する」と言う、ニュートンと言う人が発見した法則です。
わかりやすく言えば、「全ての物には、周りの物を引き寄せる力(引力)があり、その力の大きさは、物が重くなればなるほど大きくなり、距離が離れれば離れるほど小さくなる」と言う法則です。
つまり、岩石がどんどんくっ付いて大きくなると、だんだん周りの岩石を引っ張り始めるのです。
すると小さな岩石はどんどん大きな岩石にくっ付いていき、更に岩石は大きくなり、更に周りの岩石を引っ張って……が、何度も繰り返されます。
そうするうちに、岩石はとても広大な塊になります。
すると今度は、岩石自身が、自分の引力に引っ張られ始めます。
つまり、表面の方の岩石が、中心に向かって「落ちて」行くのです。
しかし、もちろん岩石ですので完全にペシャンコになることも出来ず、また、自転(コマのように回ること)による遠心力(回転するものが、外に飛んでいこうとする力)なども働き、完全に潰れる事はできません。
そして、「岩石自身が潰れようとする力」と「遠心力により、バラバラになろうとする力」がお互いの力を打ち消しあい、だんだん安定した形を求めて岩石はゆがんでいきます。
そして、最終的に最も安定できた形が、現在の地球の形、「球形」なのです。
最初に、「(地球の形は)正確には、若干楕円形に近い形をしています」と書きましたが、これは遠心力があるため。
また、地質などの関係により、場所によって引力の働く力が微妙に違うので、完全な球とは言えないのです。
このように、いろんな力が複雑に地球を引っ張り合い、現在のような形に落ち着いたわけです。
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