吐いた息を吹き込む人工呼吸。意味あるのか?
事故などで呼吸が停止してしまった人に対し行う、人工呼吸。
酸素ボンベを使う方法もありますが、事故現場では人が口から直接、自分の息を吹き込みます。
ところで、人は呼吸をする時、酸素を吸い込んで二酸化炭素を吐き出します。
つまり人間の体には、酸素が必要であり二酸化炭素は不要なのです。
人工呼吸では自分の息を相手に吹き込むのですから、相手は二酸化炭素ばかり吸い込む事になります。
そうしたら、吹き込まれた側は酸素がなくなって死んでしまうのではないでしょうか?
空気の成分は約80%が窒素で、約20%が酸素、残りの極わずかはその他色々な成分です。
人間が一度空気を吸い、吐くと、酸素の量が減り、二酸化炭素の量が増えます。
しかし、実はその量は微々たる物。
呼気にはまだまだ酸素が豊富に含まれているのです。
呼気の成分は、窒素80%が変わらず、酸素は15%、二酸化炭素が5%です。
ですので、人工呼吸をしても、二酸化炭素ばかりが送り込まれるわけではないので、酸欠になる事はないのです。
なお、呼吸停止後、3分以内に人工呼吸を行えば、75%が助かると言われています。
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