目の色が違うと、見える色も違うのか?
日本人の目は、茶色か黒、と相場が決まっています。
しかし、外国人の目は、日本人よりも濃い茶色や、青色、緑色だったりします。
では、この「青い目」と「黒い目」。見える色に違いはないのでしょうか?
実は、わずかながら、見える色に違いが生まれているらしいのです。
もちろん、ほんのわずかですので、普通の人にはさほど影響はありませんが、色彩の専門家にとっては、かなり重要な問題。
そこで、国際標準化機構(ISO)が実験をして、目の色による色の差(色差〔いろざし〕)を調べ上げました。
すると、こんな結果が出ました。
「黒い目よりも、青い目の方が、赤い色については、4倍の色素視感力があるらしい」
つまり、黒い目では同じ赤でも、青い目で見ると、微妙に色合いが違って見える、と言うのです。
例えば、AB2つの「赤」があった場合。
黒い目の人が「2つとも同じ」と言っても、青い目の人は「微妙に違う」と言うのです。
また、青や黄色についても、青い目の方が、見分ける能力が高い、と言う結果も出ました。
つまり、黒い目では同じ青でも、青い目で見れば、若干黄色が混ざっていたり、赤が混ざっている、と言う事がわかるのです。
このような結果から、「青い目と黒い目では、見える色が違う」と結論付けられたのです。
ですので、同じ絵を見ても、目の色が違うと、微妙に違う絵に見える、と言うわけです。
ちなみに、目の色の違いは、先天的に(生まれながらにして)持っているメラニンの量の違い。
肌を黒くする事で有名なメラニンが少ないと、目の色は青や緑になり、逆に多いと、茶色や黒になります。
メラニンの量が少ないと、目に入ってくる光の量が増えるため、同じ光でも、青や緑の方がまぶしく感じるんだそうです。
ただ、その事と見える色が違う事との因果関係は、不明です(どなたか知っていたら、教えてください)。
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