音痴の原因
歌が下手な人の事を、「音痴」と言います。
運動が下手な人の事を「運動音痴」、方向感覚が無い人の事を「方向音痴」などと言いますが、今回は歌の音痴の話。
音痴には、2つの種類があります。
1つが「(のど)の悪い音痴」。もう1つが「耳の悪い音痴」です。
歌を歌うためには…つまり、声を出すためには、喉などにある筋肉を動かす必要があります。
しかし、練習しなければ運動ができないように、練習しなければ、喉の筋肉も動かせません。
「喉の悪い音痴」の人は、これが原因で音痴になっているのです。
すなわち、喉の筋肉を自分の考えている通りに動かせないため、音痴になってしまうのです。
ですので、「喉の悪い音痴」の人は、自分では正しい音がわかっているし、自分がそれを歌えていない事もわかっています。
先ほど、「練習しなければ、喉の筋肉も動かせません」と書きましたが、これは裏を返せば、
「練習すれば、喉の筋肉を動かせる」と言う事です。
したがって、「喉の悪い音痴」の人は、練習すれば直す事が可能なのです。
一方、たちが悪いのが、「耳の悪い音痴」の人。
この人は、耳が悪く、音程を聞き取る能力が劣っています。
すると、仮に間違った音程で歌っていても、本人はそれに気づかない(気づけない)のです。
そのため、「耳の悪い音痴」の人は、自分ではそれが正しいと思い込んでいます。
これは練習云々の問題ではないので、「喉の悪い音痴」の人のようにはいきません。
早い話、『ドラえもん』に登場するジャイアンが、このタイプです。
「耳の悪い音痴」も、直そうと思えば直せない事もありませんが、
なにしろ本人はその事に気づいていないので、なかなか難しいのです。
ちなみに、「音痴は遺伝する」と言われていますが、これは俗説で、根拠は無いとされています。
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