興奮すると「手に汗を握る」のは何故?
興奮することを「手に汗を握る」と言います。
実際、ハラハラしたりドキドキしたりすると、手に汗がにじんできます。
さて、では何故興奮すると手に汗がにじむのでしょうか?
実は、一言に「汗をかく」と言っても、2種類あるのです。
一つは肉体性からくるもの、もう一つは精神性からくるものです。
肉体性とは、暑いところで汗をかくことです。
この汗は体温調節などの役割を果たしています。
精神性とは、ハラハラドキドキしたとき、手のひらや足の裏などにジワッと汗が出ることをいいます(これを「精神性の汗」と言います)。
さて、ではこの精神性の汗、一体何故出てくるのでしょうか?
その理由は、さかのぼること幾千年、太古の名残から来ています。
昔の人は、今のようなクツなど無く(もちろん靴下などもなく)、裸足で暮らしていました。
そこで、狩りの時に足が滑ってしまうと、獲物を獲り逃がしてしまうことになってしまいます。
そこで、手のひらや足の裏に汗が出て、滑り止めの役目をしてくれるのです。
逆に滑りそうな気がしないでもないですが、太古の時代はこれで滑んなかったんでしょう。たぶん。
そんな体質が、現在に名残として残っているのです。
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