空を飛ぶのは、気持ち良い事か?
トリが空を飛んでいる姿を見ると、なんとも気持ち良さそうに見えます。
ですが、実際のところは、どうなのでしょうか?
ほとんどのトリは、空を飛ぶ事に特化した体を持っています。
そのうちの1つが、発達した筋肉。
トリは、胸にある筋肉で、羽を動かします。
ここの筋肉が非常に発達しており、ハチドリでは、胸の筋肉の重さが全体重の3分の1を占めているほどです。
しかし、このように筋肉は発達していると、それを動かすためには、大変なエネルギーが必要になります。
実は、トリが羽ばたいている時、ジッとしている時の約15倍ものエネルギーを消費しているのです。
ヒトの場合、1分間に120〜140回の縄跳びをやった時、ジッとしている時の11〜12倍のエネルギーを消費します。
つまり、トリは飛んでいる間中、ずっと140回/分の縄跳びをやり続けているのです。
ですので、一見気持ち良さそうでも、実は大変な労力を要する行為なのです。
そのため、トリはできる限り楽に飛ぼうと、様々な工夫をしています。
グライダーのように羽ばたかないで滑空したり、上昇気流に乗って空を舞ったりしているのです。
この他、羽を下ろす時には、羽の下の空気を逃がさないようにし、羽を引き上げる時は筋肉の力を抜きます。
こうすると、羽の下の空気によって勝手に羽が上がるので、飛びながら休憩をする事もできるのです。
羽ばたいている時はつらくとも、風に乗って舞っている時は気持ち良い…かもしれませんが、本当のところはトリに聞いてみないとわかりません。
……と言う結論では、やはりダメでしょうか。
参考文献;スポーツ栄養とエネルギー【http://www1.biwakosportsnow.or.jp/shiga-sports/clm/clm_eiyo01.html】(財団法人滋賀県体育協会 内)
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