蚊には秘密がいっぱい
夏の嫌われモノ、蚊(か)。
しかし、この蚊には驚くべき秘密がたくさんあるのです。
まず、蚊はあの小さな体の中に、なんと2つも胃袋を持っているのです(2つ持っているのはメスだけ)。
蚊は人の血を吸うので、てっきりカの食料(主食)は血液だと思っている人は多いでしょう。
しかし、実際には違うのです。
蚊の本当の食料は草などの汁です。
実は、人の血はメスが卵巣を発達させるためだけに使うのであって、決して食料として扱うわけではないのです。
そして、その血液を溜めておくために、メスには胃袋が2つも必要になるのです。
そのため、血を吸うのはメスの蚊だけ。オスは、一生草の汁や花の蜜だけを飲んで生活します。
次は、あの蚊の針です。
蚊の針は、肉眼ではただのとげにしか見えませんが、顕微鏡で見てみると、ドリルのようにギザギザになっていて、人の皮膚に刺しやすいようになっているのです。
そして、刺された後のあのかゆみ。
かゆみの原因は蚊の唾液です。
蚊の唾液には血を固まりにくくさせる成分や、人に刺されたことを気付かせない麻酔作用のある成分など様々なものを含んでいるのです。
この唾液が人体の中に入ると、その部分がアレルギー反応を起こし、かゆく感じるのです。
過去、この唾液を出ないようにした蚊に自分の血を吸わせると言う実験を行った学者がいたらしいですが、その結果は、とても痛かったそうです。
ところで、蚊は見たところ羽が2枚しかありません。
知っての通り蚊は昆虫です。
小学校で習ったとおり、昆虫の定義は
6本の足、4本の羽、3部分(頭、胸、腹)に分かれた体、2本の触覚、があることです(ただし、アリのように例外もある)。
では、蚊には何故2枚の羽しかないのでしょうか? アリのように例外的生物なのでしょうか?
と思いきや、実はこれまた顕微鏡などでみてみると、ちゃんとちっちゃい後ろ羽がついているのです。
使うことが少なく、退化してしまったのです。
また、触覚も見えませんが、ちゃんと針の根元にくっついています。
それと、「蚊に刺されやすい条件」として、
黒い服を着ている、汗っかき、女性、O型
と言う4つの条件が挙げられています。
しかし、「これは俗説で、実際には血液型も性別も服の色も汗の量も全く関係が無い」…とする資料も発見できました。
実際にどちらが正しいのかは、よくわかりません。知っている方、教えてください。
ちなみに、酒などのアルコールを飲んだ後は刺されやすいとも言いますが、これも、「正しい」とする資料と「俗説」とする資料がありました。
なお、蚊は、下半身を集中的に刺すと言われています。
この理由はわかっていないようですが、下半身の方が、体臭が強いためではないか、と考えられています。
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