九官鳥やオウムは、何故人の真似をするのか?
人の言う言葉を真似することで有名な鳥として、オウムや九官鳥、インコなどがいます。
しかしこれらの鳥たちは、いったい何のために人の物マネなどするのでしょうか?
実はこの行為は、自然界で重要な役割を持った行為なのです。
九官鳥、オウム、インコの3種は、インドなどの熱帯地方を原産地としています。
ここでは、彼らは特に縄張りを持たず、群れを形成して生活しています。
しかし、繁殖期になると「つがい(夫婦)」になります。
このつがいの状態で、群れの中で生活するのですが、これでは他の鳥たちが多すぎて、自分の相手がどこにいるかわからなくなってしまいます。
そこで使われるのが、「ラウド・コール」と呼ばれる特有の鳴き声。
これは、一種の合言葉のようなもので、相手の鳴き声をそっくり真似して相手に返します。
このように、お互いに真似しあうことで、相手の存在を確認し、位置を知るのです(つがい以外でも、ラウド・コールは行います)。
九官鳥など「人の物まねをする鳥」たちは、このラウド・コールを人間にも適用。
彼らは人間も自分たちの仲間だと思っているので、何回も同じ言葉を聞くと、それがラウド・コールだと勘違いし、
人間の声を、ラウド・コールの代わりに発する、と考えられています。
ちなみに、これらの鳥に早く「ヒト語」を喋らせるコツは、1羽1羽バラバラに飼い、トリ同士の顔を会わさせないようにすること。
こうすると、仲間が人間しかいないと思って、早く「ヒト語」をラウド・コールしてくれます。
なお、オウムとインコはインコ科ですが、九官鳥はムクドリ科に属しています。
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