ペンギン夫婦の固い絆!
仲の良い夫婦の事を「オシドリ夫婦」などと言いますが、飛べない鳥・ペンギンの夫婦も、とても仲が良いのです。
ペンギンには、「海で生活する期間」と「陸で生活する期間」とがあります。
ペンギンが繁殖する(夫婦を作る)のは、「陸で生活する期間」です。
種類によって異なりますが、たいてい春の終わりから夏にかけて、ペンギンたちは陸にあがります(ペンギンはほとんど全てが南半球に生息しているので、この「春から夏」と言うのは、日本で言う冬の事です)。
この時、陸に上がるのはオスが先です。オスは陸に上がると、まず巣を作ります。
そしてその状態でメスを待ち、やって来たメスと結婚するのです。
生まれた子どもが大人になると、ペンギンたちは「海で生活する期間」に入ります。
この時、ペンギンたちは夫婦バラバラに海に戻り、小さな群れで暮らします。
さて、「海で生活する期間」が終わり、「陸で生活する期間」になると、オスは去年と同じ場所に巣を作ります。
そして、そこで去年の妻を待つのです。
メスの方も、陸に上がると去年の巣の場所へ戻り、そこでオスと再会します。
ペンギンたちは互いの声を覚えているので、メスはたくさんいるオスの中から、去年の夫を見つけ出す事ができるのです。
つまり、ペンギンは、毎年毎年同じ相手と結婚をしている、というわけです。
しかし、まれにオスが怪我などの原因で、陸に戻れない事があります。
こうなると、メスは去年の夫と再会する事ができません。
するとどうするかと言うと、新しいオスと結婚するのです。
しかし、ここからがペンギン夫婦の固い絆の見せ所。
渋々新しいオスと結婚したメスですが、たまに、去年の夫が帰ってくる事があります。
するとなんと、新しい夫を捨て、去年の夫と結婚をしなおすのです。
ただ、この光景が見られるのは、巣を作るペンギンのみ。
巣を作らないエンペラーペンギン(皇帝ペンギン)は例外です。
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