馬の顔は何故長いのか?
学問とは、どんなものにも理由をつけます。そして、ウマの顔が長い理由も、キチッと理由付けされています。
これは、食べ物が関係していると考えられています。
一般的に、面長な動物は草食性に多く見られます。
これは、消化の悪い草を歯で幾度もすりつぶしているため、顎が自然と強くなり、徐々に発達していくためです。
約5000万年前に「ヒラコテリウム」と言う、アメリカに生息していたと言われている馬の先祖がいました。
ヒラコテリウムは比較的消化のいい木の葉を主食にしていたために、顔は長くなかったと言われていますが、
いまから約2500万年前、草原地帯が地上に広がり始めますと、森から草原へと住み替える馬が出てきました。
ところが、草原の草は消化しにくいのでドンドン歯と顎が発達していき、いまのような面長になってしまったのです。
ちなみに、ウシやシカなども草食ですが、彼らはそれほど丹念に噛まずに飲み込み、胃でいったん消化してからまた口に戻し噛む…と言う、「反芻(はんすう)」と言う方法を取っているので、馬ほど面長ではないのです。
しかし、馬はそれをやらないので、どんどん面長になっていったというわけです。
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