校長先生になれる人となれない人は、何が違う?
どんな学校にも、必ず先生はいます。
そして当然、校長先生(あるいは学園長や学長、などなど…)がいます。
ところで、学校に何人先生がいようとも、校長先生は絶対に1人。
いったいどうすれば、校長先生になれるのでしょうか?
長く勤めていれば、必ず校長先生になれる、と言うわけではありません。
先生(教員)は、地方公務員なので、各都道府県によって、校長先生になれる過程は若干違いますが、ここでは東京都を例にしましょう。
校長先生になるためには、2つの試験に合格する必要があります。
1つは教頭試験。もう1つは校長試験です。
東京の場合、12年以上の教員経験があり、37歳以上50歳未満、と言うのが、教頭試験の受験資格。
そして、教頭になって3年以上経つと、校長試験を受けられるようになります。
つまり、最短で行けば40歳で校長になれる計算になります。
その試験内容は、論文と面接だけで、学科試験(国語、数学、英語、社会、理科、などなど…のテスト)はありません。
教育に関してどう考えているか、などの問題が出るようです。
倍率は、教頭試験で5倍から6倍。校長試験は2倍前後の倍率になっています。
ただし、試験に合格してもすぐには教頭・校長にはなれません。
この試験に合格して得られるのは、「資格」のみ。
実際には、誰かが定年で辞めるなどして、空きが出なければ、いつまで経っても平教員のままです。
ここで物を言うのが、何とコネ。いわゆるゴマすりです。
常日頃から教育委員会の人と仲良くしていたり、先輩の校長と仲良くしておくなど、軽いワイロ的な事をやっています(もちろん、この程度なら法には触れません)。
学閥(がくばつ/出身学校が同じ人々などが作る、他の人たちを受け入れない集団)までちゃんとあります。
さらには、教頭試験のための塾まであるそうで、結構なお金もかかるようです。
さて、そして気になる給料はと言うと、教頭・校長と言うのは、いわゆる管理職。
民間企業と同じで、管理職には手当てが出ます。
教頭で10%、校長で15%が、給料にプラスされます。
見た目は暇そうなのに、給料が15%もアップするとなると、いかにも楽そうな仕事。
もちろん、何か事故があった場合には、責任を取らせられるのですが…。
しかし、そうは言っても、校長をやると、定年後、天下り(あまくだ-り/退職後、関係の深い会社に引き抜かれ、いきなり高い地位に就くこと)が多いそうで。
やっぱり、校長先生はお得な商売、と言えなくも無さそうです。
…事故さえ、無ければ。
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