視聴率って、どうやって調べてるの?
あるテレビ番組がどのぐらいの人に見られているか、を示すのが「視聴率」です。
別に、誰かが自分のところに見たテレビを聞きに来たわけでもないのに、何故視聴率がわかるのでしょうか。
また、誰かが視聴率の調査に協力している、と言う話も聞きません。何故でしょう。
視聴率の調査には、視聴率を調べるための専用の機械「オンラインメーター」か「ピープルメーター」を使用します。
この機械が設置してある家庭でのみ、視聴率を調べる事ができます。
オンラインメーターを取り付けたテレビで番組を視聴すると、1分毎に機械が電話回線で親コンピュータにデータを送信。
それを元に視聴率を割り出します。
ただし、この方法では「その家でその番組見た」と言う事はわかりますが、「誰が見たか」はわかりません。
それを調べるのがピープルメーター。
テレビを見る際に機械についた自分のボタンを押す事で、「自分が今テレビを見てますよー」と言う情報を機械に与え、それを機械が送信します。
もちろんこの際ボタンを押し忘れると、誰が見ているのかはわかりません。
視聴率を調べる方法はもうひとつ、「日記」があります。
自分の見た番組を5分単位で専用紙に書き込んでいくのですが、テレビを見るたびにきちんと記録しないと、あとで思い出すのが大変です。
ですが、この方法だと機械がない他人の家でテレビを見た場合でも視聴率を調べられる、と言う利点があります。
このように、視聴率を調べるためには「視聴者の家に機械を置くか自分で記録してもらうか」をする必要があるので、全日本人相手に調査をしているわけではありません。
家に機械がない、あるいは記録をつけていなければ、あなたは調査対象にはなっていないのです。
ところで、冒頭に述べたように「自分が視聴率調査に協力している」と言う話を聞いた事もありません。
これは、視聴率調査を依頼された際、秘密厳守を約束させられるからです。
どのテレビ局も視聴率を上げたいと思っているので、誰が参加しているのかわかったら、その人に特定の番組を見るよう働きかける事ができてしまいます。
そのため、誰が協力しているかは絶対に秘密で、万が一ばれ場合はすぐに調査対象から外されてしまいます。
なお、録画した番組は視聴率には含まれません。
ちなみに2007年現在、関東地区、関西地区、名古屋地区では600世帯で調査を行っており、1つの家では2年間調査します(他の地区では3年間)。
その2年が終了したら、機械は次の家へ。そこでまた2年間、調査をします。
いままで一度も調査に協力した事がなくとも、これからあなたが調査対象になる可能性は十分にあるのです。
参考文献;株式会社ビデオリサーチ【http://www.videor.co.jp/index.htm】
戻る