トイレが重要文化財!?
重要な文化財だと認定された物には、「重要文化財」の称号(?)が与えられます。
実は、京都のとあるトイレがこの重要文化財に選ばれているのです。
京都の東山区に東福寺と言うお寺があります。
臨済宗(りんざいしゅう)東福寺派の大本山で、京都五山の一つに数えられる大寺です。
その東福寺のなかにある、「東司(とうす)」と言うものが、重要文化財の一つになっています。
「東司」は切妻造り(きりづまづくり/直接屋根が無く、母屋から延長された屋根のある造り)本瓦ぶき(ほんかわらぶき/丸い瓦と平らな瓦を交互に組んだ屋根)の細長い建物(13m×7m)ですが、
内部には左右両側に36個の壺が並べられていて、通称「百雪隠(ひゃくせつちん)」と呼ばれていました。
この「雪隠」とは、現在で言うトイレ。
すなわち、「東司」はお寺で修行するお坊さん達のトイレだったのです。
この「東司」は室町時代の建築であり、弾宗寺院のトイレの古い様式を伝える貴重な建物であることから、重要文化財に指定されたのです。
トイレが重要文化財とは、少し驚きです。
ちなみに、臨済宗とは禅宗の一種。禅宗とは早い話が座禅を行う宗教のことです。
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