名前で52億円稼いだ国
インターネット上で住所のような役割をしているドメイン。その末尾は「トップレベルドメイン」と呼ばれています。
具体的には .com とか、.net とかの事です。
このうち、国ごとに割り振られているトップレベルドメインを特に「国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)」と呼びます。
例えば、.jp は日本の、.us はアメリカのccTLDです。
ところで、このccTLDで大儲けをした国があります。
南太平洋に浮かぶ8つの島からなる国、ツバル(英語表記;Tuval)。ここのccTLDは「.tv」です。
これに目をつけたアメリカの企業「dotTV社(当時)」がこの使用権を獲得するため、ツバル政府と5000万ドルの契約(10年間有効)を結びました。
これはツバルの年間国家予算1400万ドル(約15億円)の3.5倍に匹敵します。
ツバルはこの資金を元に、2000年に189番目の国連加盟国になりました。
一方のdotTV社は、世界中のテレビ局相手にこの「.tv」ドメインを使ったアドレスを大量に作り、競売にかけました。
その中には、日本向けに作られた「nihon.tv」や「asahi.tv」などもありました。
また実際には、テレビ関係に限らず広く利用されているようです。
そして2002年、「.tv」ドメインはVeriSignと言うインターネットのセキュリティ管理を行っている会社に、企業ごと買収されました。
なお、こちらのサイト【http://www.tv/】(英語。音声がでます)から、.tvドメインを取得する事が出来ます。
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