コンニャクは何から出来ている?
グニャグニャとした、なんとも言えない手触りを持つ食べ物、コンニャク。
コンニャクは、あのグニャグニャの姿のまま、自然界に存在しているわけではありません。
コンニャクの正体とは、なんとイモ(芋)。
サトイモ科の多年草で、「蒟蒻芋(こんにゃくいも/単に『コンニャク』とも)」と言う名の植物なのです。
コンニャクイモには「地下茎(ちかけい)」と呼ばれる根っこのような物があり、これがコンニャクの原材料となります。
コンニャクイモの地下茎は丸い形をしていて、これを「コンニャク玉」と言います。
これを粉々にして、水で練り、「石灰乳」と呼ばれるものを混ぜます。
石灰乳とは、消石灰を水に溶かしたもので、理科の授業で「水酸化カルシウム水溶液」と呼ばれているものです。
これを混ぜたあと、今度は砕いたヒジキを混ぜて、煮て、固めます。
ヒジキを混ぜるのは、見た目を良くするため。
純粋なコンニャクは、白っぽい灰色をしていて、あまり綺麗ではないからです。
コンニャクの主成分は水。全体の96〜97%を占めています。
次に多いのが、「グルコマンナン」と呼ばれるもの。
グルコマンナンとは、別名「コンニャクマンナン」とも呼ばれ、人間の消化器官ではほとんど消化されません。
腸内にいる微生物によって、一部が脂肪酸に変わるだけなので、「低カロリー食品」として持てはやされているわけです。
事実、コンニャクのカロリーは、100gあたり5〜7kcalです。
また、食物繊維も豊富に含まれています。
最後に、コンニャクイモの紹介ですが、これが奇怪な形をしています。
高さ約1メートルで紫色の葉を、フェンシングの剣のように、1枚だけ突き出しています。
そして、根元の部分で、もう1枚の葉が、それを取り囲んでいます。
しかも、この2枚の葉は、もともと1枚で、途中で分かれているだけです。
また、この葉は、初夏には出ません。
では夏はどうなっているかと言うと、高さ約1メートルの茎を伸ばし、花をつけます。
花の形は、ミズバショウの花を、1メートルに引き伸ばし、紫色に塗ったような感じです。
(PC版雑学の館にて、画像を公開しています。アクセスできる環境の方は、是非いらしてください)
ちなみに、日本のコンニャクイモ主産地は、群馬県。国内産の約9割を占めています。
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