「食パン」と言うが、「食さないパン」などあるか?
「食パン」とは、言うまでもなく、あの四角いパンの事です。
ところで、この「食パン」と言う名前ですが、よく考えてみるとおかしな名前。
アンパンやカレーパン、メロンパンやロールパンなど、あらゆるパンは全て食べられるのに、何故食パンにはわざわざ「食」とついているのでしょうか。
実はこの「食」とは、「食べる」の「食」ではなく、「主食用」の「食」なのです。
パンは、天文12年(1543年)頃に、ポルトガルから伝わってきたと考えられています。
当時、パンは「饅頭(まんじゅう)からあんこを抜いたもの」と記述されるぐらいで、お菓子として食べられていました。
しかし明治初期になり、山型のパンが発売された時、今までの「お菓子」と言うパンのイメージを一新。
「主食用(ご飯用)のパン」と言う事で、「食パン」と名付け、販売され、その名が定着していきました。
そしていつしか、四角い型で焼いたパンの事を、「食パン」と呼ぶようになったのです。
ちなみに、食パンは1斤、2斤…と数えていきますが、「包装食パンの表示に関する公正競争規約施行規則」の第3条第1項では、1斤は340グラム以上、と定義されています。
「半斤」ならば170グラム以上、「1.5斤」なら510グラム以上、と言うわけです。
参考文献;(社)全国公正取引協議会連合会【http://www.jfftc.org/】
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