特定保健用食品とは?
たまに、食品についている「特定保健用食品」のマーク。
「トクホ」と略されているようですが、これは一体、どのような物なのでしょうか?
これは、
「生活習慣病を回避できるように工夫され、厚生労働省が『保健の用途・効果(つまり、健康に対する効果)』を表示する事を許可した食品」
のことです。
つまり、早い話が「政府が認めた健康食品」と言うわけです。
もちろん、ただ工夫しただけではなく、科学的な証拠も必要です。
動物実験など、様々な科学的検証を行い、健康の保持・増進に役立つと言う事が証明されて、初めて「特定保健用食品」になれるのです。
この「トクホ」。なるとどのような利点があるのかと言いますと…。
まず、それを食べる事で、どのような効果が得られるのか? を表示する事が出来ます。
例えば、
「体脂肪の増加を抑制します」「コレステロールを正常に保つ事が出来ます」「カルシウムの吸収を助ける食品です」
などなど…。
ともかく、こう言った「健康維持が出来ます」と言う事を表示する事が出来るのです。
また、このような表示をする事で、言うまでも無く、お客の目を惹くことが出来、売れ行きが伸びる、と言うわけです。
しかし、この「トクホ」になるためには、8つの許可要因をクリアしなければなりません。
その8つとは…
1;健康増進に役立つと期待されること
2;医学的・栄養学的に根拠が明らかであること
3;医学的・栄養学的に、「その食品をどのぐらい摂るのがベストか?」を設定できること
4;安全であること
5;科学的検証方法が明確で、さらにその方法が正しいこと
6;その食品が、同じ種類の食品よりも栄養価が低くないこと
7;日常的に食べられる食品であること
8;医薬品として使用されている物ではないこと
の8つです。
また、「トクホ」になると、「表示してもいい」以外に、「表示しなければならない」物もあります。
まず、「特定保健用食品」である事を書かなければなりませんし、
原材料名や内容量、「何故許可を得たか?」、栄養成分量や1日摂取目安量、摂取方法、摂取上の注意、保存方法、
そしてそれ1食分で1日に必要な栄養量のどれぐらいを得ることができるのか?
と言う9項目を必ず書かなければなりません。
なかなか面倒ですが、これらさえクリアすれば、後はそれを売り文句にして売り上げを伸ばす事が出来るようになります。
ちなみに、この「トクホ」制度は、世界初の画期的な試み。
平成3年(1991年)に発足し、現在世界中から注目されています。
参考文献;財団法人 日本健康・栄養食品協会【http://www.jhnfa.org/index.htm】
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