はじめに
私にはくも膜下出血で倒れ、3年にわたる入院生活ののち、在宅介護生活に入って4年目になる、要介護度5の父がいます。この間、私は父の介護に専念してきましたが、在宅介護生活に入ってからはさまざまな問題に直面しました。ホームヘルパーとしての能力が高く、かつ家族同然の付き合いができるホームヘルパーに出会うまで、長い時間と労力を必要としました。
しかし、そのようなホームヘルパーと出会えたおかげで、私の在宅介護生活は大きく変わりました。結婚や出産までも安心してすることができました。父の健康状態も在宅介護を開始したころよりも大きく改善しました。ホームヘルパーとの出会いのおかげで、私は介護をしながらも自分らしく生きることができました。そしてそんな私の姿を見て、「俺の面倒などみなくていい!」と言っていた父もきっと今の生活に納得してくれていると思います。
ところが、私のように恵まれた在宅介護生活を過ごしているのはほんの一部で、多くの人は依然として困難な状況に置かれているのも事実です。世の中には介護疲れが原因となって悲劇的な事件も多く発生しています。また、先日叔父が糖尿病により片足を切断し、車椅子の生活に入ったのですが、叔父を介護している叔母は、さまざまな不安・不満を感じているという話を聞きました。介護保険のシステムが複雑で混乱している人が多いということを実感しています。いまは利用者がホームヘルパーも、訪問介護事業所も、ケアマネージャーさえも選べる時代です。我慢しなくてよいのです。
そこで、私は一人でも多くの人に、よりよい在宅介護生活を送っていただきたい、介護を必要としている方のみならず、その家族の方も在宅介護生活を通じてより自分らしい生き方を実現してほしい、と考え、「ダームメディカルケアサービスつきみ野」を開設しました。
どんな些細なことでも結構ですので、ぜひ私どもにご相談ください。私たちは、皆様がよりよい在宅介護生活をすごすことができるよう、日々努力してまいります。
平成17年1月
代表取締役 棚井 宴子
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